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先日、桃太郎電鉄好きなんだよね!
というお話を友人にしたところ、
「桃太郎電鉄って聞いたことあるけどどんなゲームなの?」
というご質問をいただきました。

皆さんの中にも桃太郎電鉄に興味あるけど
どんなゲームなのか知りたい……という方も
多いのではないでしょうか。

今回は桃太郎電鉄の大まかな目的と
様々な要素について紹介していきます。


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桃太郎電鉄の基本情報


桃太郎電鉄は1人~4人でプレイできる
日本を舞台にしたボードゲームスタイルのゲームになります。
桃鉄(ももてつ)と略されることもあります。
(RPGの桃伝-ももでん-とは違うシリーズの作品です)

プレイヤーは「社長」となり、4月から始まり、
毎月1回ずつサイコロを振って移動を繰り返します。

桃鉄最終目的はお金持ちになること 物件を増やすゲーム


桃太郎電鉄の最終目的は
「社長として一番のお金持ち」になることです。

そのため、基本はお金を集めて
全国の地名で構成された物件駅(名古屋や札幌など)に行き、
物件を購入していきます。

物件は「価格」と「収益率」が設定されており、
「価格」はその物件を購入するために必要なお金、
「収益率」はその物件を所持して決算月を
迎えると価格×収益率(%)のお金が手に入ります。
(例えば、1000万円の物件で収益率は50%であれば、
決算時に500万もらうことができます)

元手を増やす! 目的地やボード上のマスを使う


物件を買うことで、毎年お金が手に入っていきますが
スタート直後などはお金がありません。

そのためには「目的地」と呼ばれるシステムや
ボード上のマス目を意識する必要があります。

大金が手に入る目的地について


桃太郎電鉄には特殊イベント発生時を除いて
「目的地」というものが制定されます。

「目的地」は全国の物件駅から選ばれ、
最初に目的地の物件駅に入ることができたプレイヤーは
大金を得ることができます。
(プレイヤーが目的地に入ると、新しい目的地が制定されます)

また、シリーズによっては
借金をチャラにする、様々な効果をもたらすカードを得られる、
連続して目的地に入れるとボーナスが貰えると行った
仕様を搭載している場合もあります。

序盤は目的地に入って大金を得て、
物件を増やしていくというのが
一般的な基本戦術になります。

ボード上のマス目について


ボード上には物件駅のほか、
お金が貰えるプラス駅、お金が減るマイナス駅、
様々な効果をもたらすカードを得られる駅などがあります。

サイコロを振って該当したマスに移動すると
そのマス目に応じた処理が行われます。
プラス駅やマイナス駅であればお金が書かれた
スロットが回り、スロットの金額に応じて
所持金が変動します。
(物件駅であれば、物件を購入する処理が出ます)

また、プラス駅は夏場ほど多大な金額が貰え、
冬ほど貰えるお金が少なめ。
マイナス駅は夏場ほど減る金額が少なく、
冬ほど減る金額が少なくなります。

そのため、夏場(6~8月)はプラス駅を狙い
冬場はマイナス駅を極力避けるというような
戦略が求められてきます。

会社経営は順風満帆じゃない 「借金」「貧乏神」について


基本的には目的地やマス目、物件を使って
お金を増やしていくことが目的となりますが、
桃太郎電鉄では必ずしも順風満帆に行くわけではありません。

「借金」と「貧乏神」についても気を付けていかなければいけません。

所持金マイナスで借金 物件を処理する


所持金が減ってしまい、万が一所持金が0円以下になってしまうと
「借金」になってしまいます。

借金になってしまうと、
その場で物件の精算を行う必要があります。
所持している物件を購入金額の半額で売り、
借金を返さなければいけないのです。

借金によって物件を手放してしまうと、
決算月に入るお金がその分減ってしまいます。
また、購入金額での半額売却なので、
購入直後に手放すことになると、実質赤字になってしまいます。

そのため、物件を購入する場合などは
「所持金」と相談しながら購入していく必要があります。

邪魔な行動を行う「貧乏神」


桃太郎電鉄では「貧乏神」というキャラクターが登場します。
このキャラクターは、プレイヤーの誰かが
「目的地」に到着した時に登場。

一番目的地から遠いキャラクターに「貧乏神」
が取り憑き、取り憑いてしまったプレイヤーは
毎ターン行動後に邪魔な行動を取られてしまいます。

例えば、目的地から遠ざかる、
勝手に物件を売られてしまう、サイコロの出目を悪くするなどです。
(行動は作品によって異なります)

また、時々キングボンビーと呼ばれるより脅威な
貧乏神に変化することもあります。
キングボンビーは多大な金額を奪われる、多数の物件を奪うといった
効果を持つ行動を取ってしまいます。

貧乏神やキングボンビーは「目的地」から一番遠かった
キャラクターに取り憑くので、目的地に入れない場合でも
他のプレイヤーよりも目的地近くに行く努力が求められます。

併せて、貧乏神が取り憑いている時に
他のプレイヤーがいるマスを通過もしくは同じマスに止まると
貧乏神を他のプレイヤーに押し付けることができます。

貧乏神がいると一気に経営状況が悪くなるので、
いかに貧乏神を取り憑かせないか、貧乏神が取り憑いた時に
他のプレイヤーに押し付けられるかが重要になります。

様々な効果を持つカードやイベントを利用する


桃太郎電鉄では、ここまで紹介してきたお金の変動を
うまく活用していき、お金持ちを目指していきます。

サイコロでマス目を動いていくボードゲームですので、
運も左右されるゲームです。
ただ、運を戦略で補えるような仕掛けやランダムで発生するような
仕掛けなども搭載しています。

最後に、戦略やランダム要素として登場する
カード・イベントについて紹介していきます。

ランダム入手&購入できるカードを活用する


桃太郎電鉄には「カード」という仕組みが搭載されています。
カードは取得すると特定枚数まで所持することができ、
所持しているもしくは使用することで様々な効果を得られます。

カードの内容や種類は作品ごとに異なりますが、
以下のようなものがあります。

  • 急行カード-移動サイコロが2つになり、合計数移動できる
  • 新幹線カード-移動サイコロが4つになり、合計数移動できる
  • スペシャルカード-1~6マス好きな数だけ進める
  • 徳政令カード-借金を0にできる
  • 乗っ取りカード-他のプレイヤーが持つ物件を奪い取る
  • ぶっとびカード-全国どこかの物件駅へ移動する

例えば、貧乏神を持つキャラクターが近くにいる時に
ぶっとびカードを使えば、距離を大きく取れる可能性があります。

急行カードや新幹線カードと言った進行系のカードを
たくさん持っていれば、目的地をより多く狙えます。

カードはカードマスに入ることでランダム入手できる他、
カード駅と呼ばれるカード販売をしているマス目に止まると
そのカード駅で取り扱うカードを購入することもできます。

カードの効果は様々。いい効果があるカードもあれば、
全く使えないカード、マイナス効果をもたらすカード、
使い方によっては一発逆転を狙えるカードもあります。

  • デビルカード-数ヶ月の間、所持しているとお金を取られる
  • すずめの涙カード-微量のお金が貰える
  • 新幹線周遊カード-移動サイコロが4つになる。何度か使える
  • ゴールドカード-物件を1つだけ10分の1の価格で購入できる
  • とっかえっこカード-指定プレイヤーと所持金を入れ替える

カードの所持数は上限が限られているので、
使えるカードを常に切らさず、さらに所持カードを何にするか、
そしてどのタイミングで使うか……

カードによっていかに運を補填するかが重要になってきます。

ランダム発生のイベント プラスからマイナスまで


桃太郎電鉄では、時期や所持している物件によって、
毎月月初めやプレイヤーの行動ターン時にランダムイベントが
発生することができます。

イベントは作品によって様々な種類があり、
有利な効果、不利な効果が発動します。

主なイベントの一例を紹介します。

臨時収入


特定の物件を所持している時にランダム発生し、
物件が様々な理由で大ヒットなどするイベントです。

発生したタイミングでお金が手に入ります。

自然災害系イベント


火山や台風、地震などの自然災害によって
物件に損害が出てしまうイベントです。

該当する物件駅の物件を持つプレイヤーに
金銭の損害が発生してしまいます。

名産怪獣&歴史ヒーロー


最近の桃鉄でよく搭載されているシステムです。

名産怪獣は特定の駅に着くと、その駅の名産をモデルにした
キャラクターがランダムで登場し、キャラクターに応じて
様々なイベントが発生します。
怪獣によってプラス・マイナス様々な効果があります。

歴史ヒーローは特定の駅を独占(1つの物件駅物件を全て入手)すると
登場します。戦国武将や明治頃の人物をモデルとしたキャラを
仲間にすることができます。

歴史ヒーローが仲間にいると、ターン開始時など、
稀に登場し、様々な効果をもたらせてくれます。

スリの銀次


カード駅などに止まるとランダムで登場し、
所持金を全て・半額・4分の1のいずれか奪っていきます。

その他


ここまで紹介した要素を利用しつつ、
最終的にお金が一番高かったプレイヤーが勝利になる
ボードゲームが桃太郎電鉄です。

今回紹介したのは一部になります。
各作品によって、特色的なイベントや
特殊モードも搭載しています。

  • 復興イベント(桃太郎電鉄2017)-東北地方中心にした震災駅に止まるとマス目が変化。良いカードが貰える
  • 北海道大移動(桃太郎電鉄16)-北海道がまるごと四国南側へ移動する
  • TOKYO(桃太郎電鉄DS)-東京近郊に特化したモードが搭載。町田や自由が丘、石神井公園なども物件液で楽しめる
  • 桃太郎電鉄DS-東京近郊に特化したモードが搭載。町田や自由が丘、石神井公園なども物件液で楽しめる
  • ハルマゲド〜ン(桃太郎電鉄V)-巨大怪獣襲来によって1地方全てのシェルターがない物件すべてを破壊

2005~6年以降の作品から快適になってきているので、
最新作はもちろんのこと、各作品の特色でゲーム選択するのも
いいかと思います。

まとめ ライトな会社経営ボードゲームが桃鉄


桃太郎電鉄の要素をまとめると以上が基本になります。

桃鉄の最大的な特徴は
「ライトな会社経営が楽しめるボードゲーム」
ということだと思います。

目的地やプラス駅でお金を得て
物件駅で物件を購入し、毎年お金が入る仕組みを作るゲーム。

お金で買った物件が大きなお金を生み出す
ことにつながっていくので、投資などの仕組みを
簡単に学ぶきっかけにもなるゲームだと思います。

コンピュータも強めなので、
一人プレイでも十分に遊べるゲームです。

桃鉄を知らない方は
まず中古からでもいいので、プレイしてみてはどうでしょうか?

個人的に初期プレイでは・・・

  • wii-桃太郎電鉄2010
  • PSP-桃太郎電鉄タッグマッチ
  • 3DS-桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!

が個人的におすすめです。
あまり値落ちすることもないので、新作・旧作ともに
チェックしてみることをオススメします。

みんなのおすすめセレクション 桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻

桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻! ハドソン・ザ・ベスト

桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!! – 3DS


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